空き家を放置すると税金が6倍になる可能性も・・
近年全国で増え続けている空家。
この20年で約1.5倍に増加しています(1988年から2018年)。
空家等対策特別措置法では従来の「特定空家等」の設置の他、「管理不全空家等」の設置が出来るようになりました。
「管理不全空家等」は放置すると「特定空家」になる恐れのある空き家です。
「特定空家」に指定されると、①助言・指導②勧告③命令④代執行 がなされる可能性があります。
「管理不全空家等」の場合でも、助言・指導や勧告は行われ、行政から①助言・指導を受けても所有者が改善等しない場合で②勧告をうけると固定資産税の減税措置を受けられなくなります。
小規模宅地用地(200㎡以下)の場合、住宅用地特例として、固定資産税が1/6に減税されていますが、その特例を受けることが出来なくなり、結果、固定資産税が6倍になってしまう可能性があります。